京都府舞鶴市にある「リブコムスポーツクラブ」の館長・代表コーチの三村さんにお話しを聞かせていただきました。
子どもたちの指導する現場の現状は
リブコムスポーツでは以下のカリキュラムを用意しています。
◎体操教室(子ども対象)
体操器具を使って、それぞれの年齢や技量にあった指導を行います。
◎レスリング・スーパートレーニング教室(子ども対象)
大会等を目指すこどもたちに本格的な体力づくりとレスリングの技術指導を行います。
◎大人向けのフィットネス
ご自身の体力や筋力に合わせ、自由な時間でトレーニングができます。
減量・リハビリ・競技力の向上など、皆さんのステージに寄り添います。
体操教室で約80名、レスリング教室で約20名、フィットネスで約50名、利用されています。フィットネス利用者も20代~90代の方が利用されています。
リブコムスポーツクラブも設立一周年を迎えました。これは皆様のおかげです。
最初は、人が集まるか心配でしたが、利用者が増えてよかったです。
子どもたちの指導に対する思いを教えてください
妻も私も元教師なんです。
何事も本気で真剣に取り組み、保護者の皆様と一緒に子どもたちの心と体を育んでいけるような指導を目指しています。
指導内容は、気軽に楽しくといった一面と愛情ある厳しさの両面、楽しいばかりの方針ではありません。
挨拶・返事・御礼をしっかりと言えること、規律ある機敏な態度を身につけるなど、基本的な礼節やマナーはとても大切だと考えています。
体操はできないことの挑戦するスポーツ、運動です。危険も伴いますので、指導中にあくびをしたり雑談したり、気持ちが緩んでいるような子どもがいれば、しっかり指導します。
体操やレスリングを指導していて、もちろん大会で活躍することも嬉しいですが、一回も勝てなかった子が、最後の引退試合で勝利してガッツポーズして泣いている子どもを見た時に、指導してよかったと教員であった喜びを感じました。
指導は厳しい面もありますが、子どもひとりひとりと向き合い、出来なかったことが出来る様になったり、目標にしていたことが達成できたりした時は、本気で喜びを分かち合います。
今の教育環境や考え方にはそぐわないかもしれませんが、なんとかご理解いただきながら利用者も増えてきていますので、同じ思いを持った方も多いんだなと思います。
子どもたちの指導に対する思いを教えてください
リブコムスポーツクラブでの私の考え方が、いつまで受け入れられるのかはわかりませんが、体操専門のコーチと家内の3人で、会員の皆様のご期待に添えるよう、全力で指導にあたっていきたいと思います。
まとめ
取材中、利用者の方がすぐ近くにあるランニングマシン利用し始めたりなど、他のスポーツジムにはないアットホームな雰囲気がありました。
もともと三村さんは、高校の教師、昭和63年の京都国体の成功のために京都府北部に赴任され、御自身の専門種目レスリングの指導では、五輪メダリストを2名排出されています。
奥様も、小学校を16年勤めあげた方です。
学校教育で培った、しっかりとした教育理念を元に運営にあたられています。
そういった方々から指導が受けられるスポーツジムが舞鶴にあるというのが驚きです。
今回、レスリング教室の様子を見学させていただきました。
体操教室をメインでやられているそうですが、2カ月前からレスリング教室の要望が多く、始めれたそうです。
すごく熱い指導でした
リブコムスポーツクラブ(Livcom Sports Club)
〒624-0841 京都府舞鶴市引土557-1
0773-77-1515
0773-77-2525
10:00-22:00
敷地内 9台、隣接地 8台 合計17台
設備
フィットネス・トレーニング関係機器
体操マット/鉄棒/跳び箱/跳馬/等体操器具多数/床マット8×10m/タンブリングトランポリン/トランポリン/ボルダリング壁約5m/クライミングロープ/ゴルフパター・アプローチ練習場/観覧席 などなど