子ども支援事業 childcare-support

海が教室、大人が本気。舞鶴海洋少年団が育む「一生モノ」の経験と新たな挑戦

2026.03.08
  1. 子ども支援事業

舞鶴の海と共に歩む「舞鶴海洋少年団」の熱い活動をご紹介します。先日、団長の髙木さんと、共に活動を支える息子さんにじっくりとお話を伺いました。

そこで見えてきたのは、単なる「習い事」の枠を超えた、地域と子どもたちの深い絆でした。

 荒波を乗り越え、再び20名の仲間と共に

一時期、コロナ禍の影響で団員が激減するという大きな試練がありました。
しかし、前団長の情熱的な活動と、それに応えた地域の方々の温かい支援により、現在は20名ほどの活気ある団へと復活を遂げています。
現在は、海に関する業種の方々や、地域の有志といったボランティア指導員の方々が、小学1年生から高校生までを対象に、海に近い施設や体育館で日々指導にあたっています。

団長が語る「今、子どもたちに伝えたいこと」

インタビューの中で、髙木団長が大切にされている「教育の信念」がとても印象的でした。

「今はその価値がわからなくても、将来のどこかで必ず役立つような知識や経験をさせてあげたい」

結索(ロープワーク)や手旗信号、集団行動など、それらを通じて育まれるのは、技術だけではありません。
心身の成長、そして次世代を担うリーダーとしての素養です。また、団長はこうも仰います。
「どんな課題を抱えている子でも、大人が真剣に向き合えば、子どもたちは必ず応えてくれる」 この「大人の本気」こそが、団の強さの源なのだと感じました。

 驚きのアップサイクル!「AEDハートフルシート」

今、舞鶴海洋少年団は新しい試みに挑戦しています。
それは、海自舞鶴海曹会及び西舞鶴高校とコラボレーションした「AEDハートフルシート」の制作です。

素材として使われているのは、なんと「傘の廃材」! 傘の布地は、

・撥水性が非常に高い
・丈夫で長持ちする
・透けることがない

という、アップサイクル素材としては「最高」の条件を備えています。
環境を守り、地域で支え合う。そんな想いが形になろうとしています。

【NEXT STEP】舞鶴でも「習い事体験イベント」を開催したい!

そして、インタビューの最後には、ワクワクするような展望も伺いました。

先日、福知山で開催された「福知山習い事体験会」。
多くの子どもたちが新しい世界に触れ、目を輝かせていたあの光景を、ぜひここ「舞鶴」でも実現したいと考えています。

「海洋少年団」の活動だけでなく、舞鶴にある多様な学びの場を一度に体験できるチャンスです。
子どもたちが自分の可能性に気づき、大人がそれを全力で応援する。
そんな場を舞鶴に作るため、現在企画を練っているそうです!


舞鶴海洋少年団は、団員及び指導者等を募集中されています❗️

団員:小学1年生〜高校生
途中入団大歓迎!

指導者:20歳以上で、団の理念に賛同頂ける方
手旗、ロープワークが出来なくても問題ありません!
子どもたちと、一緒に学んで、一緒に活動しませんか?
海洋スタッフ:高校生以上で、団運営に関わるボランティアをして頂ける方

主な活動場所:舞鶴市内(海に近い施設や市民プラザ等の地域施設)
見学、活動体験常時受付中!

気軽にDMして下さい!

舞鶴海洋少年団のあゆみ:海軍の街に受け継がれる「海の子」の精神

舞鶴海洋少年団は、海軍ゆかりの港町・舞鶴の歴史と共に歩んできた伝統ある団体です。
その成り立ちは、一度の大きな転換期を経て今へと繋がっています。

伝統の始まりと黄金期

当団が最初に産声を上げたのは、1960年(昭和35年)のことです。 当時は、カッター(手漕ぎボート)訓練やキャンプ活動を軸に、多い時には70名を超える団員が在籍していました。海を通じて心身を鍛える場として、地域に深く根付いた活動を展開していました。

10数年の眠りを経て、2006年に「新生」

時代の変化や少子化の影響を受け、一時は10数年間にわたる休団という苦しい時期を経験します。しかし、「舞鶴の子供たちに、再び海への夢と志を」という地域の熱い声を受け、復活に向けたプロジェクトが始動しました。そして2006年(平成18年)2月25日。 海上保安学校を会場に結団式が行われ、38名の新しい仲間と共に**「新生・舞鶴海洋少年団」**として鮮やかに復活を遂げました。

過去から未来へつなぐ活動

現在は、海上保安学校や海上保安部の全面的なバックアップを受けながら、手旗信号やロープワーク、ヨットといった海ならではの訓練に励んでいます。 「体を鍛え、心を養い、立派な海の子になる」という誓いは、創設当時から変わることなく、今を生きる子供たちの指針となっています。

舞鶴海洋少年団

0773-76-4120

maizuru.j.s.f@gmail.com

https://www.jsf-japan.or.jp/