なかよし食堂は、NPO法人『よのなか塾』が運営する子ども食堂です。
よのなか塾はこどもたちの学業支援・就職支援をサポートすることを目指されています。
今回はよのなか塾代表の早田さんにインタビューさせていただきました。
色んな事情を抱えた子供たちに対して、貧困問題だけでなく子どもたち一人一人に寄り添いながら、子どもたちの取り巻く環境を改善する活動していく中で子ども食堂を始められた経緯はとても興味深く共感出来ました。


なかよし食堂はいつから始められたんですか
コロナ前に始めたんですが、そのころは子ども食堂をしている業者が舞鶴近辺にはなかったので、いろいろ大変でしたがもう10年くらい運営しています。
すべての子どもたちに学習と食事の機会を提供すること目指しています。
なかよし食堂はどんなこどもたちが参加していますか
様々です(笑)
よのなか塾では、個別学習指導塾、通信制高校、就職支援など、学生の学習するための環境づくりをしていて、定期的に通っている生徒は200名近くになります。
通信制高校の生徒を支援をしているので高校生世代が主に利用しています。
情報配信とかはどうされていますか
コロナ禍前は、チラシが中心でしたがコロナ禍は主にSNSでした。
今はバランスを取りながら発信しています。
今後のなかよし食堂でやっていきたいことは
これまで子ども食堂のあり方については試行錯誤でやってきました。
これまでの経緯を話すと…
令和5年(2023年)では『夜の居場所』をコンセプトに学業学習支援をしている子どもたちを中心に食事提供をしていました。
令和6年(2024年)では高校生に対し完全個別授業を無償で提供し合わせて食事提供や食材支援をしていました。
そして令和7年(2025年)では通信制高校の生徒を中心に学生が自主的に参加できることも食堂を目指しています。
高校生を中心に運営方法、食事のレシピなどをディスカッションしてもらうという取り組みで今年8月くらいに始める予定にしています。
最初は大人がすべて運営していましたが、子どもたちが自主的に取り組める形にしていきたいと考えています。
常識にとらわれず、子どもたちの環境を作っていって、学びたいという気持ちを大事にされている印象を受けました。
より子どもたちの自主性を育むための活動をされると思うので今後も目が離せないですね。
インタビュー後、早田さんに施設を案内していただきました!
■学習スペース
ちょうど利用している最中なので許可をとって撮影させていただきました。
他にも集中して勉強できるスペースもありました。


■パソコン学習&食料品倉庫
プログラミング教室と思いきや、ゲームをするためのパソコンだとか
子どもたちの息抜きとして使用しているそうです。
同じ建物内に食料品の冷蔵庫もあり、誰でも持ち帰り自由だそうです。


他にも音楽を楽しむためのスペースなどありました。
子どもたちの学習するための環境を徹底的に作っている感じですね。
■フードバンク
寄附などでいただいた食材の余りを無料で配布するスペースです。
出入口に設置してありました。

子ども食堂は、高校生が中心に利用していますが、大人でも子どもでも誰でも参加可能だそうです。
大人は料金はいただくそうですが、子どもを中心に地域を支えることを目指されています!
今年、子どもたちがどんな子ども食堂を始めるのか、考えただけでもワクワクします!
本格的に始動したら、また寄らせていただきます!