初投稿は、京都府舞鶴市の東舞鶴で子ども食堂を営んでいらっしゃる
ともともランチさんで、お話しをお聞きすることができました。
お時間をとっていただき感謝です!
今回は、ともともランチ運営委員会代表の岡山さんにご対応いただきました。
Q. 子ども食堂を始めようと思ったきっかけを教えてください
昨今、核家族が増え、こどもが小学生になると共働きの家庭が増え、学童、塾や習い事で放課後を過ごす子どもも少なくはありません。
地域の関わりもほとんどなくこどもが育つ環境は昔に比べると先生と親という限定された大人の関わりなかで育つお子さんが増えているのではないでしょうか。
私たちの思いとしては、こどもの成長過程において人との関わり、コミュニケーションがとれるひとつの居場所となるようなこども食堂を目指しています。
また子ども同士の関わりを広げるだけでなく、世代間交流もできる場所、大人、高齢者、ハンディのある方すべての人が利用できる場所でなければいけないかなと思っています。
Q. これまでどんな問題がありましたか
コロナ時期に始めたので、最初は活動を広げていくのが困難だったんです。
参加者同士が、初めて交流される場合は、心配もありますが見守りながら、必要に応じて、話し合いや相談をしてきました。
来てくれる子どもたちの中には、とても元気な姿を見せてくれますが、進路や将来の不安を持っている子もいます。
子どものころに家族や学校以外の環境でいろんな大人とコミュケーションを取れるようにして、「こんな大人になりたいな」とか「こんな仕事があるんだな」など、子どもが大人を通じて、将来を想像していろんな選択肢を増やしていく環境を作っていくことが、子どもの成長につながっていくと考えています。
最近では子どもに危害を加える事件も多く、知らない大人を警戒するよう雰囲気があります。
それでは子どもの将来の選択肢を狭めてしまうので、この場所を通して地域の方と交流しをしていってほしいと考えています。
Q. 今の現状を教えてください
利用されるのは親子連れの方が多いですね。
ご利用になられる方は、年々、増加傾向にあります。
親子連れの方が多いですが、大人の方や高齢者の方、お一人で来られる方も増えてきました。
Q. 舞鶴には5つの子ども食堂がありますが連携されていますか
連絡を取り合ったりはしていますが、キチンとした連携をしているわけではありません。
ただそれも面白いと思っていて、各子ども食堂で、その地域に合わせた独自の取組みをされています!
Q. カレーなのは何故ですか
何人参加されるかわかないので、食材の無駄をなくすためにカレーにしています。
食材にはこだわっていて、来られる方にはアレルギーがある方もいらっしゃいますし、毎回違う種類のカレーを提供しています。
Q. 今度はどうしていきたいですか
私たちは、子どもにとって何が足りないのかをいつも考えています。
でも、今の時代、子どもだけでなく大人も居場所がない方も多くいらっしゃいます。
高齢の方、とくに交流を持つ事が苦手な特に男性の方もいらっしゃるので、そういった方も、どんどん参加していただけると嬉しいです。
ともともランチでは、レクリエーションで遊びの紹介などのイベントも開催しています。
毎月お誕生日のお子さんにケーキの提供や誕生日イベントもしていて、とても喜んでいただいています。
■まとめ
今回参加されているのは、親子で来られている方も多く、大人も子どももカレー美味しそうに食べて、子どもは元気よく遊んでいました。
お母さんが、とても活き活きされているのが印象的でした。
お代わりする子どももいましたが、お母さんもお代わりしてましたね。
今回は、特製カレーをいただきました!
私もついついお代わりしてしました。
現在、4名のスタッフさんがおられますが、協力していただける方は随時募集いらっしゃいます。
ご興味がある方は是非、ご参加ください!
お話を聞かせた頂いて、子ども食堂は、金銭的に余裕がない方やなどが利用してると、少なからず思い込んでいた自分がはずかしくなりました。
誤解ないように、こども食堂に関わる方の想いや意見を、正しく理解していかないといけないなと思いました。
ともともランチ
〒625-0056 京都府舞鶴市倉梯町18-4
0773-77-5552
毎月第3土曜日11:30~14:30
参加費:無料